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「生きてこの日、うれしい」解放の赤羽さん、パリで会見
1月10日23時5分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000068-yom-soci
10日、パリの「世界の医療団」本部で記者会見に臨む(左から)ソールスさん、赤羽さん、ミシュレッティ代表(林路郎撮影)
【パリ=林路郎】昨年9月、エチオピアで武装集団に誘拐され、今月7日に解放された日本人女性医師、赤羽桂子さん(32)と同僚のオランダ人男性看護師が10日、国際医療支援団体「世界の医療団」のパリの本部で解放後、初めて記者会見した。
赤羽さんは「生きてこの日を迎えることができ、本当にうれしい。支えてくれた人に心からお礼申し上げたい」と語った。
10日、パリに到着した赤羽さんは、長野県伊那市から駆けつけた母・千恵子さん(64)、兄・千尋さん(34)とパリ市内で再会し、無事を喜び合った。赤羽さんは、108日間に及んだ拘束期間中、「(武装勢力が)銃に触る音を聞く度に『もう終わりかな』と思った。恐怖は常にあった」とも告白。共に解放されたオランダ人看護師ビレム・ソールスさんと励まし合いながら、日記や家族への手紙を書いて過ごしていたという。
赤羽さんはエチオピアでの活動について、「仕事の需要が大きく、6か月間、充実した仕事ができた」と振り返り、今後については「時間をとって考えたい。医師としての仕事を早く再開できたらと思う」と述べた。「今一番したいこと」を尋ねられると、「母の手料理を食べること」と答えた。
ソマリア沖海賊、サウジのタンカー解放 身代金受領後
1月10日19時30分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000002-cnn-int
ナイロビ(CNN) アフリカ東部ソマリア沖で海賊に乗っ取られていたサウジアラビアの超大型タンカー「シリウス・スター」が、身代金支払い後に解放された。ソマリアの隣国ケニアの海員団体が10日、電子メールで明らかにした。
海賊関係筋も記者の取材に対し、同タンカーの解放を認めた。バーレーン拠点の米海軍第5艦隊のコメントは得られていない。
海賊は昨年11月15日、原油200万バレル(1億ドル=約90億円相当)を運搬していた同タンカーを乗っ取った。海賊が船体に銃を発砲したり、積荷の原油に放火した場合、大規模な環境破壊につながった可能性が指摘されている。
身代金支払いは9日行われたが、同タンカーを去ろうとする海賊5人が乗った小型船がしけで沈没、4人が溺れて死亡した。海賊が記者に語ったところによると、身代金は300万ドル(約2億7000万円)だったものの、船の沈没で大半が失われた。海賊側は当初2500万ドル(約22億5600万円)を要求し、後に350万ドル(約3億1600万円)に引き下げたとされる。
同タンカーの乗組員23人は全員無事だった。
FIA会長、さらなるF1コスト削減を求める
1月9日19時20分配信 ISM
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000112-ism-moto
FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、現地時間(以下、現地時間)8日の会合を前にFOTA(フォーミュラ・ワン・チーム・アソシエーション)へ書簡を送り、これまでの一連の合意は相当な救済策となるだろうが、2009年はさらなる対策を講じる可能性があるだろうと訴えた。同日、『ロイター』通信が報じている。
M.モズレー氏は5日、世界的な金融危機に直面する中でこのスポーツを堅実な基盤に基づいて立て直すために、その詳細の大半は未だ議論し尽くされてはいない「真に大きな変革」を2010年に行なわれなければならないとして、「我々のチャンピオンシップは、F1レーシングに莫大な費用を使い続ける世界的な自動車産業の意志に頼り、そして億万長者たるオーナーたちの出資の気前のよさに完全に依存する数少ない残りの独立系チーム(例外が1チームあるが)に頼ってきた。現在の状況で、このまま続けていけると想定するのは馬鹿げている」と書き綴った。
さらに、「経費はある状態にまで削減されなければならない。順調な経営をする独立系チームがFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)とスポンサーから得る適度な資金によって、しっかりと利潤を得て運営できるまでだ。これがチャンピオンシップを守るとともに、撤退したチームに代わって、そのすきまを埋めるために新チームが参入することを可能にする唯一の方法なのだ」と述べている。
2008年、F1はシーズン中にHondaの支援を受けていたSUPER AGURI F1チームを失い、さらに12月、HondaのF1撤退という事態に直面した。Hondaは未だ買い手を見つけておらず、現状では12チーム24台用のスペースがあるスターティンググリッドに並ぶのは、わずか9チーム18台のみとなる。自動車産業は経済危機に苦しんでおり、メーカー系チームがさらにF1から離脱するのではないかとの懸念もある。
M.モズレー氏は予算制限案についても言及し、「各チームの予算を同額にすべきというこの考えは、成功することが知的な能力次第となるため、すばらしいアピールになる。もし適切に実施されれば、非常に公正なシステムになるだろう。実際、見方によっては、ライバルチームよりも多大な資金を持つことは、より大きなエンジンを持つのとまさに同じくらい不公平だ。我々はこの件について、FOTAとさらに話し合いたいと思う」と採用に前向きな姿勢を見せた。また、現時点では任意の予算制限でも有効だろうと語っている。
一方、FIA会長からレースウィークエンドのコスト削減と統一シャーシおよびパーツのリストを作成するようにとの要望を受けたFOTAは、8日の会合で今年より空力テストの制限に全チームが署名するなど、さまざまな対応策を新たに決めたという。そのほか、声明を通じて「各チームは彼らが2010~12シーズン用の低コストのトランスミッションを開発し凍結することに合意した。このトランスミッションは6レース連続で使用され、1シーズン1チーム当たりの費用は150万ユーロ(約1億8,700万円)になるだろう。FOTAはまた、2010年から独立系チームに対し500万ユーロ(約6億2,300万円)でエンジンを供給するという公約を改めて断言した」と発表した。