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以下Yahooニュースより引用
10人マンU救った!ルーニーMVP弾
12月22日7時0分配信 スポーツニッポン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000026-spn-spo
<LDUキト・マンチェスターU>後半28分、決勝ゴールを決めるルーニー(左上)
クラブ世界一を決めるトヨタ・クラブW杯は21日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、欧州王者マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が南米王者LDUキト(エクアドル)を1―0で下し、99年トヨタ杯以来となる2度目の世界王者に輝いた。後半4分の選手退場で苦戦したが、同28分にFWウェイン・ルーニー(23)が決勝点。準決勝のG大阪の2得点に続く活躍で、大会得点王とMVPに輝いた。
狙いすました一撃で頂点に立った。後半28分、ゴール左でC・ロナウドからパスを受け、ルーニーがダイレクトで右足を強振。ゴール右のサイドネットに突き刺した。
「オープンスペースがあったので、うまく狙うことができた。いい時間帯にゴールを奪うことができてよかったよ。世界一になって誇りに思う」
チームを救った。序盤から優位に試合を進めながら決定力を欠き、後半4分にはビディッチが相手選手にひじ打ちを見舞って退場処分。1人少ない状況で苦戦を強いられ、時間だけが過ぎていく展開だった。そんな苦境をルーニーが打開した。
今大会の主役とも言えるC・ロナウドから、MVPにあたるゴールデン・ボール賞を奪った。18日の準決勝G大阪戦は来日後の負傷が響いて先発を外れたが、後半途中から出場17分間で2得点。この日の決勝点と合わせて3得点で得点王にも輝いた。今季は9月下旬からイングランド代表戦も含めて7戦連発9得点と爆発。その実力を日本でもいかんなく発揮した。
献身的な動きも見逃せない。序盤から前線で積極的にシュートを放つ一方で、豊富な運動量を生かして時には中盤まで下がり、テベスやC・ロナウドに好パスを供給。ビディッチ退場後は1トップをC・ロナウドに譲り、左サイドで攻守に奮闘した。そのスタイルはイタリア代表で06年W杯を制したリッピ監督が「うちの選手にはルーニーを見習ってほしい」とほれ込んだほど。ファーガソン監督は「10人で勝ったのはチームワークの結果だ」と振り返ったが、それもルーニーの自己犠牲があってこそだ。
マンUにとって99年トヨタ杯以来の世界制覇。プレミアリーグを重視する英メディアからは、過密日程の中で今大会の価値を疑問視する声が上がり続けたが、最高の結末にルーニーは「自信を持ち帰って今後も勝ち続けられる」と訴え、指揮官も「弾みになる」と強調した。26日には国内リーグ・ストーク戦を控える。喜びに浸っている暇はない。世界王者の誇りを胸に刻み、ユナイテッドが戦い続ける。