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石川、平野組「本気で狙った」ダブルス初優勝 全日本卓球
1月17日20時25分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000562-san-spo
「全日本卓球選手権大会表彰式」 左から男子ダブルス優勝の水谷隼・岸川聖也、女子ダブルス優勝の平野早矢香・石川佳純=東京体育館(原田史郎撮影)(写真:産経新聞)
石川の左腕から繰り出される強打が何度も対角線に突き刺さった。福原との公式戦初対決としても注目された女子ダブルス決勝は、平野とのミキハウスコンビがストレートで制した。
石川が平野と全日本選手権でペアを組むのは今大会で3度目。過去2度はベスト8が最高と、国内トップクラスの実力を持つ2人にしては不本意な成績に終わっていた。
それだけに本気で優勝を狙った今回は、過去にないほどダブルスの練習を積んだ。多くのチームメートを相手に、さまざまなスタイルのペアを想定したゲーム練習を重ねた。「ダブルスに出ない選手も協力してくれた。みんなの代表として頑張る気持ちが強かった」と平野。
決勝では2人とも右利きの前回優勝ペアに対し、フォア側の対角線に石川が徹底的に打ち込んだ。「いいパターンで試合を運んで、連続で得点できた」と石川。平野も「厳しい場面で何度も助けられた」と相棒の成長を認めた。
これで石川は前日のジュニアに続いて、福原以来の2冠を達成。この日ベスト8まで進んだシングルスでは、史上初の変則3冠がかかる。その準々決勝ではダブルスに続き福原と対決。「ダブルスで勢いをつけることができた。やるからには勝ちたい」。“愛ちゃん2世”が本家を超えて頂点へ駆け上がるか。(行場竹彦)