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朝青龍の評価一転、横審も合格点/初場所
1月12日10時4分配信 日刊スポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090112-00000017-nks-fight
<大相撲初場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館
朝青龍の気合の白星発進に、観戦した横綱審議委員会(横審)のメンバーが興奮気味に「合格点」を与えた。海老沢勝二委員長(74=元NHK会長)は「最近になく気合が入っていた。ここで負けちゃいかんと思ったのだろう」とうなった。7日の横審けいこ総見で「引退勧告」の可能性を示した沢村田之助委員(76=歌舞伎役者)は「今日の朝青龍はあれだけ元気で、勝ってよかった。即引退なんて申しません」。常に厳しい発言をする石橋義夫委員(83=共立女子学園理事長)も「よかったねえ。土俵入りから緊張している様子だったが、初日にかける気持ちがあった」と褒めた。
理事長室でテレビ観戦した武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「押し込まれてひやっとしたが、うまく右を巻き替えた。その後は厳しい相撲だった。本人が行けるという気持ちで出場してきて、気迫が出ている気がした。左ひじも心配しなくていい」とまずは合格点。稀勢の里の顔面への「ダメ押し」には「そのぐらい気持ちが入っているということだろう」と苦笑いしたが、苦言を呈することはなかった。
ただ、今後については不安を指摘する声もある。沢村委員は「(優勝争いは)分からない。明日(2日目)の琴奨菊も大変でしょう」。武蔵川理事長も「前半戦で厳しい勝ち方ができれば、気持ちも乗ってくるだろうが」と慎重だ。さすがに初日だけで「完全復活」の言葉は出てこなかった。【赤坂厚】